好きで結婚したはずなのに、あまりにがっかりすることが多いと「うちの夫はハズレかも…」と悩んでしまいますよね。
今回は妻をがっかりさせるハズレ夫の特徴と、妻を幸せにするアタリ夫の特徴をそれぞれご紹介します。
自分の夫はどちらの特徴に当てはまるか、チェックしてみましょう!
結論から言うと、ハズレ夫でも育て方次第ではアタリ夫に成長する可能性があるのです。
「夫のレベルが低い…」と感じてしまったらどうすればいいか、対策もお伝えします。
ハズレ夫の特徴をチェック!
ハズレ夫の特徴はどんなものがあるでしょうか。以下6点をご紹介します。
- モラハラ
- マザコン
- 不倫をしてる
- 家事・育児に協力しない
- 極端にケチ
- 話し合いをしない
モラハラ
ハズレ夫の特徴として、モラハラ行為をすることが挙げられます。
モラハラとは「モラル・ハラスメント」の略で、意味は倫理や道徳に反した嫌がらせです。
夫が妻に行うモラハラ的行為として、以下のような行為が挙げられます。
- 「お前は馬鹿だ」「頭が悪いくせに」など、妻の人格を否定する(妻の前でだけ、妻の家族や友人も罵倒する)
- 妻に生活費を渡さず、反論すると「誰の金だと思っているんだ」と威圧する
- 妻の行動範囲や交友関係を制限し、社会的に孤立させる
厄介なことに、たいていのモラハラ夫は外面がよく、周囲の信頼を勝ち得ています。
周囲にストレスを訴えても「あんなにいい人なのに…」と、不満を言う妻のほうが悪者になってしまうのです。
マザコン
ハズレ夫の特徴として、極度のマザコンであることが挙げられます。
自分を産んだ母親を大切にするのは素敵なことですが、限度があります。
マザコン夫は自分の母がすべて正しいと信じており、自分の母の考え方や家事のやり方を妻に強要します。
母親と比較され、本来心のよりどころであるべき家庭が、妻にとって居心地の悪い場所になってしまうのです。
夫の母親がまともな人であれば息子を注意してくれますが、「この親にしてこの子あり」という場合がほとんどです。
不倫をしてる
ハズレ夫の特徴として、不倫をしていることが挙げられます。
言うまでもなく不倫は最低の行為であり、法律で不法行為に当たります。
これは一般常識なので、不倫をすることは「一時の欲望に負けて法律を犯してしまうレベルの低い人間である」と証明しているようなものです。
また、本来家族に使えるはずのお金を不倫相手に使っている分、家計に実害を与えています。
夫の一馬力だったとしても、妻が家庭を支えてくれているのなら2人で稼いだお金です。他の女性に使われてはたまらないでしょう。
家事・育児に協力しない
ハズレ夫の特徴として、家事や育児に協力しないことが挙げられます。
共働き家庭が多くなった現代でも、ハズレ夫の価値観は「夫が外で働き、妻が家庭を守る」のままです。
ハズレ夫にとって、あくまでも家は「自分が休む場所」であり、掃除や育児はすべて妻の役目です。
このような夫に家事を頼んでも嫌味を言われたり、余計な失敗をされたり、妻のストレスは溜まる一方でしょう。
なお、家事を頼んだときに「俺より稼いでから言え!」など高圧的な反論をするのはモラハラです。
極端にケチ
ハズレ夫の特徴として、極端にケチであることが挙げられます。
金銭感覚が合わない=生活に対する価値観が合わないということです。
浪費家はもちろん困りますが、ケチすぎる夫は妻の心をすり減らす存在です。
「今日は疲れたから外食したい」と言っても許されず、趣味や気晴らしにも口出しされては生活に楽しみがありません。
ハズレ夫の特徴として、必要以上の倹約を強要します。
そのためしっかり稼いでいるのに生活はカツカツという状況に陥るでしょう。
話し合いをしない
ハズレ夫の特徴として、話し合いをしないことが挙げられます。
夫婦はともに問題を乗り越えていく、いわば戦友です。
問題が起きたときに話し合いをせず、「お前に任せる」「仕事で疲れてるんだ」などと逃げるのは、責任を放棄していることに違いありません。
1人で問題に立ち向かわないといけない妻は、「失敗したら自分の責任」というプレッシャーに苦しめられているでしょう。
アタリ夫の特徴をチェック!
では反対に、アタリの夫にはどのような特徴があるのでしょうか?
以下4点について解説していきます。
- 愛妻家
- 家事・育児に積極的
- 自分のことは自分でできる
- 相手のことを尊重・共感できる
愛妻家
アタリの夫の特徴として、愛妻家であることが挙げられます。
愛妻家と言われる行動には、以下のようなものがあります。
- 感謝や好きな気持ちを言葉にしたり、行動で示す
- ちょっとしたことでも口に出して褒める
- 家族の時間を大切にする
- 常に妻を気にかけ、意思を尊重する
妻を大切に思っていて、行動で示してくれる夫は愛妻家のアタリ夫です。
夫が口下手だと思う場合は、言葉よりも「何をしてくれるか」を重視しましょう。
また人前でも妻を褒める夫なら、周りから「愛されてる」「いい旦那さんだね」と評価されて、妻としては鼻が高いでしょう。
もちろん、愛妻家アピールだけで行動が伴っていない場合はハズレ夫です。
家事・育児に積極的
アタリ夫の特徴として、家事や育児を積極的に行うことが挙げられます。
「家事は女性の仕事」という価値観が根強い中で、率先して家事・育児を行ってくれる夫は間違いなくアタリです。
しかし子供と遊ぶなど楽しいことだけやって、面倒ごとや後片付けは妻任せ…では困ってしまいますよね。
重要なのは、「夫婦で負担を分け合うために家事・育児を行う」という意識を持ってくれているかどうかです。
自分のことは自分でできる
アタリ夫の特徴として、自分のことは自分でできることが挙げられます。
たとえばハズレ夫の場合、こんな会話があります。
妻「今日はなんだか体調が悪くて食欲がないの。料理もできそうにないわ」
夫「えー!俺のごはんどうするんだよ!」
反対に、アタリ夫の場合はこうです。
妻「今日はなんだか体調が悪くて食欲がないの。料理もできそうにないわ」
夫「大丈夫?自分で用意するから気にしないで。君も少し食べられそうなら何か買ってこようか?」
妻はもちろん夫の母親ではなく、お互いに助け合うべき存在です。
それを理解している夫になら、妻も迷わず頼ることができますよね。
相手のことを尊重・共感できる
アタリ夫の特徴として、相手のことを尊重し、共感できることが挙げられます。
問題が起きたときに、男性は解決策を見つけようとし、女性は大変だった気持ちを話して共感を得たいと感じます。
自分の考えを押し付けず、妻の気持ちに寄り添える夫は、共感力の高いアタリ夫と言えるでしょう。
これができる夫は普段から「相手のしてほしいこと」を察して行動できるため、周りから愛され、人間関係のトラブルとは無縁でしょう。
夫のレベルが低いと感じたら?
「自分の夫はハズレかもしれない…」と感じてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?
ハズレ夫からアタリ夫へ育てる方法を、3つお伝えします。
- コミュニケーションをとる
- 過度な期待をしない
- ゆっくり育てる
コミュニケーションをとる
夫のレベルが低いと感じたら、夫とコミュニケーションをとることを心がけましょう。
夫はもしかしたら、妻の気持ちやしてほしいことがわからないだけかもしれません。
夫に察することを求めても、大半の男性は察することが苦手です。
夫に気持ちを共有したいときや何かを頼みたいときは、妻の方からやわらかく伝えてみてはいかがでしょう。
またどんな人とでも、共通の趣味があると心の距離が近づきます。
夫の好きなものに興味を持って、話題に出してみると夫も「歩み寄ってくれてるんだ」と心をほだされるかもしれません。
過度な期待をしない
夫のレベルが低いと感じたら、過度な期待を持たないようにしましょう。
相手に期待すると、自分の中で「こうしてほしい」という理想が作られます。
相手が精一杯やってくれたことが自分の期待を超えていないと、余計にがっかりしてしまうのです。
人と比べる習慣が多い人ほど理想は高く、たいていの相手は期待に応えられないでしょう。
周りの夫や、SNS上のイクメンエピソードと比較してもいいことはありません。
期待を捨てて小さなことでも大げさに喜ぶ、夫が何もしないから自分もとことん手を抜くなど、心のバランスが取れる方法を見つけましょう。
ゆっくり育てる
夫のレベルが低いと感じたら、焦らずにゆっくり育てていく意識を持ちましょう。
他人の価値観を変えることは、基本的にはできないと言われています。
大事なのは夫の価値観を変えるのでなく、夫に経験を与えていくことです。
夫が家事や育児に参加する機会をできるだけ作りましょう。
また少しずつでも家事や育児に関する話し合いの機会を持ち、価値観のすり合わせを行いましょう。
経験はやがて習慣になります。時間をかけて、根気強く夫と向き合いましょう。
「家事を手伝ったら妻が喜んでくれた」という習慣を作ってあげることも忘れずに。
【おわりに】ハズレ夫の特徴・アタリ夫の特徴に当てはまるかチェックしよう!まとめ
今回は、ハズレ夫の特徴をまとめました。
- モラハラ行為で妻を追い詰める
- マザコンで、母親と比較しては妻を否定する
- 不倫をしてる
- 家事・育児に協力しない
- 極端にケチで、必要以上の倹約を求められる
- 話し合いをしない
また、反対にアタリの夫は「愛妻家」「家事・育児に積極的に参加する」「自分のことは自分でできる」「相手を尊重・共感できる」という特徴があります。
夫のレベルが低いと感じでも、妻の育て方次第でハズレ夫からアタリ夫に変化する可能性は大いにあります。
ただし、「夫に精神的に追い詰められている」と感じる場合は要注意。
この記事が、夫との関係を見つめる機会になることを願っています。