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明日が来るのが怖い!仕事に行きたくないと思う心理と対処法は?

「明日が来るのが怖い!」
「仕事のことを考えるだけでゆううつ…」

残業が多く、帰って寝るだけの生活をしていたり、人間関係の悪い職場にいると、明日のことを想像するだけで怖くなりますよね。

そんな悩みを抱えたままにしておくと、うつ病や適応障害といった精神的な病気を引き起こす危険性があります。

このページでは、「明日が来るのが怖い!」「仕事に行きたくない」と思う心理と対処法をまとめてみました。

結論から言うと、退職してしまうことが一番シンプルな方法です。

「明日が来るのが怖い」と思う原因である仕事を断ち切ってしまえば、問題は解決します。

ですが、辞めるのにも勇気がいりますし、簡単なことではないですよね。

今回はさまざまな心理や対処法を紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

明日が来るのが怖い!仕事に行きたくないと思う心理5選!

明日が来るのが怖い!仕事に行きたくないと思う心理には、以下のような理由があります。

  • ミスするのが怖い 
  • 仕事量や残業が多くて辛い
  • 上司・同僚など人が怖い
  • 自分の居場所がない
  • 責任が重く辛い

ミスするのが怖い 

ミスの繰り返しは、自己肯定感を下げ、自信を失わせます。

「また同じミスをしたらどうしよう」
「次は怒られるかもしれない」
「失望させてしまうのでは?」

上記のような不安にとらわれて、一度のミスを引きずった経験はありませんか?

不安や恐怖はさらにミスを引き起こし、「ミスをするのが怖い」という感情につながっていきます。

仕事量や残業が多くて辛い

仕事量や残業が多いと、身体の疲労にしたがって、心や脳にも負担がかかります。

常に仕事のことを考えているため、脳が休まらず動きっぱなしになり、疲労を回復する時間がなくなってしまうからです。

また、疲れて「家に帰ったらすぐ寝てしまう」「休日は寝てばかりいる」人は要注意です。身体からのSOSサインかもしれません。

身体と脳が緊急停止している気絶状態である可能性や、ストレスにより睡眠の質が下がっている可能性があります。

上司・同僚など人が怖い

仕事と人間関係は、切っても切り離せない関係です。

どんなに一人の時間が多い仕事でも、関わらなければならない機会は必ずと言っていいほど訪れます。

普段関わらないタイプの人や考え方の合わない人とも付き合わねばならず、ストレスを抱える人は少なくありません。

「労働政策研究・研修機構」が21~33歳を対象にした「初めての正社員勤務先を離職した理由」の調査結果でも、3割近くが人間関係を理由に退職しています。

自分の居場所がない

自分の居場所がないと、どんどん働きづらくなりますよね。

周囲から孤立していることへの息苦しさはもちろん、

「わからないことがあっても、誰にも聞けない…」
「新しい情報を共有されない…」
「正しく評価されない…」

などさまざまな苦しさを抱え「明日が来るのが怖い」と感じてしまうきっかけになります。

責任が重く辛い

責任感の強いまじめな人は、プレッシャーやストレスを抱えすぎる傾向にあります。

うつ病や適応障害を発症する危険性も高いため、自分の許容量を理解して、周りに頼ることがポイントです。

【うつ病になりやすい人の特徴】

几帳面で責任感や正義感が強く、他人から信頼される真面目な人、その一方で、上手な手抜き

ができず、自分一人で責任を抱え込んでしまいがちな人がなりやすいともいわれています。

引用:うつ病の認知療法・認知行動療法 (患者さんのための資料)

明日が来るのが怖い!仕事に行きたくないときの対処法は?

明日が来るのが怖い!仕事に行きたくないときの対処法を5つ紹介します。

  • 親しい人に相談
  • 居場所を作る
  • 病院に行く
  • 長い休みを取る
  • 退職する

親しい人に相談

「明日が来るのが怖い」「仕事に行きたくない」という気持ちを、信頼の出来る人に相談しましょう。

家族や友人など、だれかに相談することは「カタルシス効果」という現象を生み出します。

「カタルシス効果」とは、これまで自分の中に閉じ込めてきた辛さや苦しさなど、ネガティブな気持ちを吐きだすことで、安心感や心のゆとりを取り戻したりする現象のことです。

主に、精神医学や心理学の世界で用いられ、カウンセリングの際に使用されています。

話の整理ができていない内容でも、自分の中にとどめておかずに話すことで気持ちの整理ができ、気分が軽くなりますよ。

居場所を作る

居場所をつくることで仲間意識が生まれ、「明日が来るのが怖い」「仕事に行きたくない」という気持ちを軽くします。

居場所をつくる方法は、職場の雑談に混ざることです。

『一流の人の話し方』という書籍によると、

相手とのコミュニケーションを円滑に進めるためには「聞く6割、話す3割、沈黙1割」のバランスの意識が重要

引用『一流の人の話し方』(川北義則/著)

とのことでした。

会話に混ざりにくければ無理に入る必要はありません。

会話に混ざった時に、笑顔できちんと受け答えができれば大丈夫です。

「話しやすい人なんだ」と相手に思ってもらうことが、居場所をつくる第一歩になります。

病院に行く

限界が来る前に病院に行くのも良い方法です。

なぜなら、うつ病や適応障害にかかってしまった場合、1年以上かけて長期的に治療する必要があるからです。

どんな病気にも言えることですが、治療は早ければ早いほど治りが早いので、「明日が来るのが怖い」「仕事に行きたくない」という気持ちが大きくなる前に、病院に行ってみるのはいかがでしょうか。

【うつ病簡易チェックリストの抜粋】

  • 早く目が覚めすぎる、または眠りすぎる
  • ほとんどすべての時間、悲しいと感じている
  • ものを読むこともじゅうぶんにできなかったり、小さなことですら決断できないほど集中力が落ちている
  • 以前好んでいた活動に、ほとんどまったく興味がなくなっている
  • 最大の努力をしないと、質問に答えられないことがしばしばである

引用:うつ病チェック うつ病チェックを簡易抑うつ症状尺度(QIDS -J)を使って行いましょう。

長い休みを取る

身体がどれだけ動ける状態でも、心がSOSサインを出している際は、仕事を休むことも大切です。

仕事を休むことは、けっして悪いことではありません。

「旅行に行く」などでももちろんいいのですが、難しければ「散歩をする」「ずっと読みたかった本を読む」「ちょっといい食事をする」のような小さなことでもいいので、幸せを感じる練習をしましょう。

幸せを感じる練習は一見簡単そうに見えますが、「明日が来るのが怖い」と感じている人には難しいのです。

なぜなら、幸せを感じるときに分泌されるセロトニンというホルモンは、ストレスが多かったり、睡眠の質がよくないと、分泌されにくくなってしまいます。 

幸せホルモンとも呼ばれる、セロトニンの分泌を元どおりにもどすために、幸せを感じる練習は必要です。

近年では、休暇制度の充実した企業も多いため、一度勤めている会社に確認してみましょう。

退職する

限界だと思ったら、思い切って退職することをオススメします。

仕事は人生のすべてではありません。

一度原点に返って、「明日が来るのが怖い」と感じるようになってしまった原因や、自分のしたいこと、したくないことを紙に書き出してみましょう。

紙に書きだすことはエクスプレッシブ・ライティングとも呼ばれ、自分の感情や不安な気持ちを認められるようになり、ネガティブな感情を感じづらくなります。

【エクスプレッシブ・ライティングとは】

自分の感情や思ったことをひたすら紙に書き出すこと。

毎日、仕事が終わったあとや寝る前に、自分の感情を5~20分間書き出すだけで、メンタルが強くなり、ストレスが大幅に消えていきます。

引用:「感情を紙に書く」習慣でストレスは減らせる 1日20分、その日思ったことを書き出すだけ

明日が来るのが怖い!仕事に行きたくないと思う心理と対処法は?まとめ

今回は、明日が来るのが怖い!仕事に行きたくないと思う心理と対処法をまとめました。

仕事に行きたくないと思う心理5選は以下のとおりです。

  1. ミスするのが怖い
  2. 仕事量や残業が多くて辛い
  3. 上司・同僚など人が怖い
  4. 自分の居場所がない
  5. 責任が重く辛い

仕事に行きたくないときの対処法は以下の5つ。

  1. 親しい人に相談
  2. 居場所を作る
  3. 病院に行く
  4. 長い休みを取る
  5. 退職する

「明日が来るのが怖い!」と感じたら、行動を起こすことが重要だとわかりました。

自分の心理や行動を変えて解決する場合もあれば、環境を変えないと解決できない場合もあります。

どうして「明日が来るのが怖い」「仕事に行きたくない」と思っているのかを分析して、自分に合った対処法を選んでみてくださいね。

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