「ドラム式洗濯機って魅力的だけどやめとけってほんと?」
「ドラム式洗濯機を買って後悔したらどうしよう…」
このように不安に思う方は多いのではないでしょうか。
縦型洗濯機と比べてドラム式洗濯機は高額なため、後悔しないかどうか見極めることは重要です。
そこでこの記事では、
- ドラム式洗濯機がやめとけと言われる理由
- ドラム式洗濯機を買ってよかったと言われる理由
についてまとめました。
結論から言うと、ドラム式洗濯機はデメリットだけでなくメリットもあります。
この記事を読んでいただければ、ドラム式洗濯機を買うかどうか後悔のない選択ができるはずです。
ドラム式洗濯機がやめとけと言われる理由6選
ドラム式洗濯機がやめとけと言われる理由は、以下の6つです。
- 毎日のメンテナンスが大変
- 汚れ落ちが気になる
- 洗濯物の量が限られる
- 時間がかかる
- 匂いが気になる
- 壊れやすい
毎日のメンテナンスが大変
ドラム式洗濯機はやめとけと言われてしまう理由の1つ目は、毎日のメンテナンスが大変であることです。
ドラム式洗濯機の特長である乾燥機能を使うと、必ず乾燥フィルターのお手入れが必要です。
このたまったホコリを毎回取り出す作業が面倒だと思う人も多いようです。
また、ドラム式洗濯機は、湿気がこもりやすくカビが生えやすいため週に1回「槽乾燥」をする必要があります。
槽乾燥にかかる時間は約30分で、週に1回とはいえ地味に負担かもしれません。
汚れ落ちが気になる
ドラム式洗濯機はやめとけと言われてしまう理由の2つ目は、汚れ落ちが気になることです。
ドラム式洗濯機は洗浄力が弱いことがデメリットです。
そのため縦型洗濯機と比べると、しつこい泥汚れや黒ずみ汚れには不利といえます。
汚れ落ちが不十分だと雑菌が繁殖し、生乾き臭の原因にもなります。
対策として予洗いをする、すすぎ回数を増やすなどの対策で解消できますが手間になってしまいます。
洗濯物の量が限られる
ドラム式洗濯機はやめとけと言われてしまう理由の3つ目は、洗濯物の量が限られてしまうことです。
ドラム式洗濯機は洗濯が12キロの機種でも乾燥は6キロほどのため、洗濯物の量が限られます。
洗濯のあとに一部を取り出して手作業で干すなどの対策をとる必要があり、大家族の家庭には向かないでしょう。
時間がかかる
ドラム式洗濯機はやめとけと言われてしまう理由の4つ目は、時間がかかることです。
ドラム式乾燥機の洗濯から乾燥までかかる時間は3〜4時間。
夜に洗濯する場合、寝るまでに全て終わらせようとすると18:00〜19:00には洗濯を始めなければなりません。
予約機能を使って寝る前にセットし、朝起きる頃に終わるよう設定している人が多いようです。
匂いが気になる
ドラム式洗濯機はやめとけと言われてしまう理由の5つ目は、匂いが気になることです。
ドラム式洗濯機は毎日のメンテナンスを怠るとイヤな匂いの原因となります。
縦型洗濯機よりも洗浄力が低く、雑菌が繁殖しやすいため生乾き臭が発生しやすくなります。
日々のメンテナンスをしっかりする、ドラム式専用の洗剤を使うといった対策が必要です。
壊れやすい
ドラム式洗濯機はやめとけと言われてしまう理由の6つ目は、壊れやすいことです。
ドラム式洗濯機の寿命は7〜10年です。
特に毎日お手入れが必要となる乾燥フィルターをしっかり掃除していないと内部にホコリがたまって故障することがあります。
ドラム式洗濯機の修理は高額なため、購入時に保証に入った方が良いでしょう。
ドラム式洗濯機を買ってよかったと言われる理由5選
ドラム式洗濯機を買ってよかったと言われる理由は、以下の5つです。
- 天気を気にしなくていい
- 洗濯物を干さなくていい
- 節水で節約
- 衣類が傷みにくい
- 家事の時短
天気を気にしなくていい
ドラム式乾燥機は乾燥までを自動で行ってくれるため、天気を気にせずに済みます。
「明日は雨だから洗濯物が乾かないな」
「外に干したのに雨が降ってきた!どうしよう」
などと天気に振り回されることがありません。
天気を気にせず洗濯ができるのはドラム式洗濯機を買ってよかったと思える最大の理由といえるでしょう。
洗濯物を干さなくていい
洗濯機で乾燥まで終わっていればあとはたたむだけです。
毎日しなければいけない洗濯で、干す作業がないというのは想像以上に楽なものです。
干している時間を他の家事などに充てられて時間の有効活用になります。
節水で節約
ドラム式洗濯機は少ない水量で洗濯ができるため節水できます。
ドラム式洗濯機の使用水量は縦型洗濯機と比べるとなんと6割ほどです。
節水により水道代はもちろん、消費電力も抑えられるため電気代も節約できます。
節水・節約できるという理由がドラム式洗濯機を購入する決め手となった人も多いのではないでしょうか。
衣類が傷みにくい
ドラム式洗濯機の叩き洗いは、洗濯物どうしの摩擦が少なく、衣類が傷みにくいという特徴があります。
また、脱水の時にも絡みづらいので痛みを抑えられます。
服が好きで服を大事にしたい人にとっては嬉しいポイントです。
家事の時短
洗濯から乾燥まで3〜4時間かかるといっても、洗濯してから干して乾くのを待つより断然早いです。
そしてどこかに移動することなく洗濯機だけで完了できるという点でも家事の時短といえます。
ドラム式洗濯機に標準で付いている予約機能を使えば、寝ている間に全て終わっているのでとても便利です。
まとめ
ドラム式洗濯機がやめとけと言われる理由についてご紹介しました。
ドラム式洗濯機は「汚れ落ちが気になる」「時間がかかる」などのデメリットがあります。
しかし、後悔するほどデメリットしかないというわけではありません。
乾燥機能が充実しているので天気を気にする必要がなく、家事の時短にもなるというメリットがあります。
ドラム式洗濯機のデメリットとメリットをしっかり把握できれば、後悔のない洗濯機選びができるでしょう。