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北海道でランドセル使わない理由とは?他にもランドセル型リュックを使う県はある?

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「小学生と言えばランドセル」と誰もが思い浮かぶほど、ランドセルは多くの人にとって小学校生活に欠かせないアイテムですよね。

しかし北海道では、ランドセルを使わない子が多いそうです。

どういう理由で「ランドセル使わない」という習慣ができたのでしょうか?

今回の記事では、なぜ北海道でランドセル使わないのか理由を調べてみました

北海道でランドセルが使われないのは、北海道ならではの過酷な環境やおおらかな道民性が関係しているようです。

北海道では、ランドセルの代わりにランドセル型のリュックを使っているとのこと。

また、他の都道府県の情報を調べたところ、京都など一部の地域でも同じようにランドセル使わないことが分かりました。

詳しくご紹介していきましょう。

北海道でランドセル使わない理由とは?

「雪と坂道で歩きづらい北海道ではランドセル使わない」のイメージ画像

北海道の小学生がランドセルを使わない理由は2つありました

  • 過酷な環境
  • 道民性によるもの

どちらも理由を知るとうなづける内容なので、順番に説明していきます。

過酷な環境

北海道は言わずと知れた雪国なので、足元の悪い雪道の登下校に重いランドセルは不向きなようです

たいていのランドセルは1kg以上あり、中に教科書や筆箱を入れると4kgを超えてしまいます。

小学生が重いランドセルを背負って歩くのは、普通の歩きやすい道でも体力を消耗するもの

雪だけでなく坂道も多い北海道、毎日の登下校はかなり大変だろうと想像がつきますね。

「ナップランドは過酷な環境の北海道で生まれたランドセル型リュック」のイメージ画像
引用元:ナップランド公式HP

北海道の小学生に広く使われているランドセル型リュックの「ナップランド」は、そんな過酷な環境の北海道小樽市で誕生しました。

重さはわずか660gで、一般的なランドセルの半分ほどです。

北海道の過酷な環境では、ナップランドのような軽いランドセル型リュックが好まれたのも納得できますね

道民性によるもの

北海道でランドセル使わないという習慣ができたのは、道民性によるものとも言われています

北海道の人たちには、「おおらかで心が広い」「伝統やしきたりに縛られない」という道民性があるそう。

これは、北海道の歴史に関係あると言われています。

北海道の人口が増えて発展しだしたのは明治以降。

歴史が浅いために、地主や名家といったものも存在せず新しいことや変化に寛容な風土が生まれていったようです。

ランドセルは重くて大変だからランドセル型のリュックを使おう、という風潮も浸透しやすかったのかもしれませんね

北海道以外でランドセル型リュックを使う県はある?

「京都などの一部地域でも、ランドセルの代わりにランドセル型リュックを使っている」のイメージ画像

北海道以外でランドセル型リュックを使う県はあるのでしょうか?

調べたところ、以下の地域でランドセル型リュックが使われているようです

  • 滋賀・京都などの一部地域
  • 福岡の一部地域
  • 埼玉の一部地域

滋賀・京都などの一部地域

滋賀県や京都府など、関西の一部地域でランドセル型リュックが使われているそうです。

この地域でランドセル型リュックが使われるようになったきっかけは、昭和時代に京都で生まれた「ランリック」というカバン。

「京都で使われているランドセル型リュックのランリック」のイメージ画像

小学生が重いランドセルを背負って危ない道を歩くことを心配したことから、軽量なリュックが開発されたそうです。

ランリックは、黄色と黒でよく目立つ配色や、6年間使えるような大容量が特徴とのこと。

滋賀県や京都府で育った人は、小学時代の思い出と言えばこのランドセル型リュックなのですね。

福岡の一部地域

福岡県の一部地域でも、ランドセル型リュックが使われているそうです。

福岡県でランドセル型リュックが広まった理由は、地元の学生服メーカーが「リュックセル」というカバンを販売したことから。

「福岡県で使われているリュックセルというランドセル型リュック」のイメージ画像
引用元:学生服専門店マルヒロ公式HP

丈夫で軽いだけでなく使いやすさも追求した、小学生のことを考えた商品とのことです。

こんな便利なリュックが身近に浸透しているとは、福岡県の小学生は嬉しいですね。

埼玉の一部地域

ランドセル型リュックは埼玉県の一部地域でも使われています

埼玉県のある小学校が、京都府と同じ「ランリック」を採用したことで普及しました。

ランリックの重さは700g程度で、本革製ランドセルの半分。

子どもたちに負担がかからないランドセル型リュックは、埼玉県でも活躍しているのですね!

【おわりに】北海道でランドセル使わない理由とは?他にもランドセル型リュックを使う県はある?まとめ

北海道でランドセル使わない理由とは?他にもランドセル型リュックを使う県はある?という疑問を調査してまとめた記事でした。

北海道でランドセル使わない理由は、

  • 雪や坂道の多い過酷な環境
  • おおらかで寛容な道民性によるもの

ということが分かりました。

また、北海道だけでなく

  • 滋賀県・京都府などの一部地域
  • 福岡県の一部地域
  • 埼玉県の一部地域

でもランドセル型リュックが浸透しているようです。

お子さんの入学準備の際には、革のランドセルだけでなくランドセル型リュックもぜひ候補に入れてラン活を楽しんでください!

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