食器洗いに必需品の食器用洗剤。
実は食器用洗剤でなくても食器洗いに使えるものがあることを知っていますか?
この記事では
- 食器用洗剤の代用はできるのか?
- 食器用洗剤の代用はボディソープ・ハンドソープ・石鹸・ウタマロでもできるのか?
についてまとめました。
結論から言うと食器用洗剤は、ボディソープ・ハンドソープ・石鹸・ウタマロなどで代用できます。
食器用洗剤の代わりとして使えるものは何か知りたい人は、ぜひ読んでみて下さいね。
食器用洗剤は代用できる?
結論から言うと、食器用洗剤は代用できます。
食器用洗剤の多くは、合成洗剤という、洗浄するための主成分である「界面活性剤」が含まれている洗剤です。
界面活性剤は水と油など、混ざらない性質の液体を混ぜることができる成分なので、配合されていることで汚れなどを落としやすくしているんですね。
つまり、界面活性剤が含まれているもの、または同等の汚れ落ち能力がある成分が入っていれば、食器用洗剤の代用ができると言えるのです。
食器用洗剤の代用はボディソープ・ハンドソープ・石鹸・ウタマロでも洗える?注意点は?
食器用洗剤は以下の6つでも代用できますが、注意点もあります。
- ボディソープ
- ハンドソープ
- 石鹼
- 重曹
- セスキ
- ウタマロ
ボディソープ
食器用洗剤は、ボディソープで代用できます。
ボディソープは肌に使うため洗浄力が弱いのでは?という声もありますが、実際使った人の話だと食器用洗剤と同じくらい汚れが落ちたそうです。
しかしボディソープは保湿成分や柔軟成分が入っているため、食器用洗剤で洗った時より食器のぬめりがとれず洗い流しがいつも以上に時間がかかったという意見も…。
また、香料の匂いが食器について気になるという人もいました。
よって食器用洗剤としてボディソープを使う場合、いつも以上に念入りにすすいただり無香料のものを選ぶといいでしょう。
ハンドソープ
食器用洗剤として、ハンドソープも代用できます。
ハンドソープもボディソープと同じく汚れを落とすためのものであるため、食器用洗剤としても使えると言われていました。
しかし食器用洗剤よりは洗浄力が少ないため、汚れが少ない食器のみに使用したほうがいいという意見もありました。
注意点としてハンドソープは消毒成分や化学成分が入っているものが多いため、使用した後はいつも以上に洗い流すようにしましょう。
また、ハンドソープもボディソープと同じように香料の匂いが食器についたという声がみられたため、無香料のものを選ぶのがおすすめです。
食器用洗剤としてハンドソープは使えますが、代用する場合は無香料のものを選びいつも以上に洗い流すようにしてくださいね。
石鹼
石鹸も食器用洗剤として使えます。
石鹸はアルカリ性のため、油が良く落ちて洗剤としても使えるという意見が見られました。
また、石鹸で食器を洗った場合洗いあがりはヌメヌメせずにサッパリしており、食器用洗剤に1番近いという声も。
食器洗いに石鹸を使う場合、スポンジに石鹸を泡立てて使う方法がおすすめです。
注意点として、石鹼も香料のついているものだと食器に匂いがついてしまうため、無香料のものを選ぶといいでしょう。
石鹸は油がよく落ちるうえ洗いあがりもサッパリしているため、食器用洗剤の代用として使えることが分かりました。
重曹
食器用洗剤として重曹も代わりに使えます。
重曹はお菓子のふくらし粉や掃除など、様々な場面で使える万能なイメージがありますよね。
さらに重曹は弱アルカリ性であることから油汚れがよく落ちるため、食器洗いのときにも活躍するんだとか。
重曹を食器洗いに使う場合、スポンジに直接重曹をつけて食器を洗う方法と、重曹を溶かした水につけ置き洗いする方法があります。
つけ置きの場合の手順は以下の通りです。
- 水1Lに大さじ1~2杯程度の重曹を溶かす
- 重曹を溶かした水に食器をつけ置きする
- 30分から1時間程度経ったら、スポンジでこすりながら洗い流す
汚れがこびりついている食器の場合は、軽く洗い流してからつけ置きするといいでしょう。
注意点として、アルミニウムは弱アルカリ性に弱く、重曹を使うと変色したりする原因となります。
よって重曹を使って食器洗いをする場合、アルミニウムやテフロン加工された調理器具に使うのは避けるようにしましょう。
また、重曹は弱アルカリ性ですが肌が弱い人は長時間触れることがないよう、手袋などして食器洗いをしたほうがいいかもしれません。
食器洗いに重曹を使う際は、アルミ製のものには使用しないように注意してくださいね。
セスキ
食器用洗剤としてセスキを使ってもいいでしょう。
セスキと言えば、洗濯や掃除のときに使う印象が強いですよね。
しかしセスキは油を分解する作用があるため短時間で汚れが落ちやすく、食器用洗剤として使うのに1番おすすめという声も。
食器洗いにセスキを使用する場合の手順は、以下の通りです。
- 水5Lに大さじ1杯程度のセスキを溶かす
- セスキを溶かした水に食器をつけ置きする
- 10分程度経ち汚れが浮いてきたら、スポンジでこすりながら洗い流す
注意点として重曹と同様にセスキもアルカリ性のため、肌が弱い人は手袋をして食器洗いをするようにしましょう。
セスキは短時間でがんこな汚れが落ちるため便利ですが、肌が弱い人は注意して使用するようにしてくださいね。
ウタマロ
ウタマロは食器用洗剤として使用できます。
ウタマロにはウタマロクリーナーやウタマロ石鹸がありますが、どちらも主に掃除や洗濯のときに使う印象がありますよね。
しかしウタマロは中性洗剤であり油汚れも落とす効果があるため、食器洗いのときにも使えるそうです。
注意点としてウタマロ石鹸は香料が強く蛍光増白剤が入っているため、使用した後は十分に洗い流す必要があります。
ウタマロは掃除や洗濯だけでなく食器用洗剤として代用も可能なので、気になる人は試してみてくださいね。
【おわりに】食器用洗剤は代用できる?ボディソープ・ハンドソープ・石鹸・ウタマロでも洗える?まとめ
以上、記事より食器用洗剤として使えるものは多く存在することが分かりました。
以下の6つで食器用洗剤は代用できますが、注意点もありました。
- ボディソープ(保湿成分や柔軟成分が入っているため、使用後は十分に洗い流す)
- ハンドソープ(消毒成分や化学成分が入っているため、使用後は十分に洗い流す)
- 石鹸(香料が食器につくことがあるため、無香料のものを選ぶ)
- 重曹(アルミやテフロン加工のものは変色する可能性があるため、使用は避ける・肌が弱い人は手袋をして使用する)
- セスキ(アルカリ性のため、肌が弱い人は手袋をして食器洗いを行う)
- ウタマロ(香料が強く蛍光増白剤が入っているため、使用後は十分に洗い流す)
食器用洗剤がなくて困った場合に参考にしてみてくださいね。