仕事を探していて事務をしてみたいと思ったことはありませんか?
しかし中には「ワードエクセルができないため不安」「パソコンがどこまでできたら事務になれるの?」と思う人もいるかもしれません。
この記事では
- ワードエクセルができない人も事務はできるのか
- パソコンできないけどどこまで操作できるようになれば事務はできるのか
- ワードエクセルのおすすめ練習方法
についてまとめました。
結論から言うと、ワードエクセルができなくても市役所や病院などであれば事務は可能です。
また、事務をしたい場合本やパソコン教室でワードエクセルを練習して、タイピングスキルやワードエクセルの基本操作を学ぶのがおすすめです。
事務をしてみたいけどワードエクセルのスキルに不安がある人はぜひ読んでみて下さいね。
ワードエクセルができなくても事務はできる?
ワードエクセルができなくても働ける事務は3つあります。
- 市役所
- 病院
- 郵便局
市役所
市役所はワードエクセルができない場合も事務として働けます。
市役所の事務は主にシステムへのデータ入力さえできればOKと言われています。
業務内容もシステムを使用したルーティン業務が多いため、ワードエクセルのように自分で資料を作成するようなスキルも不要です。
事務をしたいけどワードエクセルに自信がない人は、市役所で働くことを考えてみましょう。
病院
ワードエクセルができなくても病院であれば事務は可能です。
病院は電子カルテを導入しているところが多いため、ワードやエクセルを使用する機会はほとんどありません。
医療事務はレセプト業務といった診療報酬の計算を求められることがあります。
診療報酬の計算は医療事務ならではのスキルが必要となりますが、一方でエクセルは使用できなくても問題ありません。
病院は電子カルテを使用しているため、ワードエクセルのスキルは不要であることが分かりました。
郵便局
ワードエクセルができない人は郵便局の事務として働く手もあります。
郵便局は市役所同様独自のシステムを使用して仕事をするため、ワードエクセルを使用する機会は一般の事務と比べると少ないです。
しかし郵便局の求人に募集条件として「ワードエクセルの操作ができる人」と提示されることがあるため、場所によってはワードエクセルのスキルが必要かもしれません。
郵便局は独自のシステムの利用によりワードエクセルを使用する機会は少ないですが、場所によってはワードエクセルの基本操作を求められることがあるでしょう。
パソコンできないけどどこまで操作できるようになれば事務はできる?
事務希望の場合、パソコンできない人も以下の2つは操作できるようになりましょう。
- タイピングスキルは必須
- ワードエクセルは基本操作
タイピングスキルは必須
パソコンできなくても事務になりたい場合、タイピングスキルは必須です。
病院や市役所などの事務はワードエクセルができなくても良いとされていますが、いずれもタイピングをする機会は多く存在します。
タイピングはブラインドタッチができなくても、両手で文字を入力できる程度での実力があれば問題ありません。
しかしタイピングは早ければ早いほど仕事の効率が上がるため、タイピングスキルは高めておいた方が自分が楽できますよ。
事務希望の場合、最低限タイピングはできるようになっておきましょう。
ワードエクセルは基本操作
パソコンできなくても事務になりたい場合、ワードエクセルの基本操作はマスターしておくのがおすすめです。
多くの求人条件で事務は「ワードエクセルは必須」となっており、ワードエクセルが使えない場合仕事の選択肢の幅が狭まります。
特にエクセルは、在庫や顧客情報の管理、見積書の作成などの事務作業で使用する場面が多いと言われています。
しかしMOSなどワードエクセルに関する高度な資格はなくても、あくまで基本操作さえおさえておけば大丈夫です。
パソコンできない人も、以下のワードエクセルの基本操作は最低限勉強しておきましょう。
- ワード 文字入力・フォントサイズ調整・レイアウト調整(中央揃え、余白の調整)・表作成・画像挿入
- エクセル SUM関数やAVERAGE関数の使用・表、グラフの作成
たとえワードエクセルのスキルが不要の職場でも、知識があるだけで思いがけずキャリアアップにつながったり事務仕事に余裕ができたりするかもしれません。
事務をしたい人は、ワードエクセルの基本操作をマスターすることで仕事の幅が広がることがあるでしょう。
ワードエクセルを練習するなら?
ワードエクセルを練習するなら以下の方法がおすすめです。
- 本
- パソコン教室
本
ワードエクセルは自分で本を読んで練習する方法があります。
本屋に行けば、多くのワードエクセルに関する初心者マニュアル本が置いてあります。
本を買うメリットは、本があれば自宅でワードエクセルの練習をすることが可能であり、空いた時間に自分のペースで効率よく勉強できることです。
また、元々パソコンを持っているのであればパソコン教室に通うより費用を安く抑えることができるでしょう。
しかし本での勉強はあくまでも自主学習となるため、分からないことがあっても自分で調べなければならず根気が必要です。
そして自分だけで勉強することに慣れていない人は、勉強の仕方が分からず挫折してしまい諦めてしまったということも…。
ワードエクセルを自分のペースで練習したいと考えている人は、本を買って自主学習してみましょう。
パソコン教室
ワードエクセルはパソコン教室に通って練習する方法もあります。
パソコン教室はプロの先生が丁寧に教えてくれるため、人によっては自分で本を読んで練習するより分かりやすいのがメリットです。
また、パソコン教室に通えば自分でパソコンを用意する必要はなく、万が一教室に通った後パソコンがいらなくなっても無駄な出費をせずに済みます。
しかしパソコン教室の料金は4-10万円と本で買うより高額な費用が必要です。
さらにパソコン教室は平均3-6ヶ月通わなければならず、一刻も早くワードエクセルが使いたい人や多忙で教室に通う時間がない人には向かないかもしれません。
最悪の場合仕事が忙しく満足に教室に通えないまま、高い費用だけ払って終わってしまうということもあるでしょう。
家にパソコンがない人やプロにワードエクセルの練習法を教わりたい人は、パソコン教室で勉強してみてもいいかもしれませんね。
【おわりに】ワードエクセルができなくても事務はできる?どこまで操作できればいいのか?まとめ
以上、事務に必要なパソコンスキルについての記事をまとめました。
ワードエクセルができなくても事務として働きたい場合、以下の3つを検討してみましょう。
- 市役所
- 病院
- 郵便局
また、パソコンできないけどどこまで操作すれば事務になれるかは以下の通りです。
- 両手で文字が入力できる程度のタイピングスキル(ブラインドタッチができればなお良し)
- ワードエクセルの基本操作(ワードを使った文書作成やエクセルで簡単な関数を使用した資料作り)
そして、ワードエクセルを練習するなら以下の方法がおすすめです。
- 本(費用を安く抑えたい人や自分のペースで練習したい人におすすめ)
- パソコン教室(家にパソコンがない人やプロの先生に直接教わりたい人におすすめ)
ワードエクセルができないけど事務仕事をしてみたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
また、業務的にも精神的にも負担の少ない、ゆるい会社で働きたいと考えている方は、ゆるい会社の見つけ方をまとめた記事もぜひチェックしてみてください。