現場のリアル

広告代理店の残業実態。入稿前夜に何が起きているか

「代理店ってやっぱり残業多いんですか?」

転職相談でよく聞かれます。正直に答えます。多いです。ただし「何がきつくて、何はそうでもないか」を知っておくと、入社後のギャップが減ります。

入稿前夜の実態

広告の「入稿」とは、テレビCMや雑誌広告、Web広告などの素材をメディアに提出する作業です。この締め切りは絶対に動かせません。

入稿前夜に起きることを正直に書きます。

  • 午後6時:クライアントから「ロゴのサイズを少し変えたい」と連絡
  • 午後8時:修正版を送ったら「やっぱり元に戻して」と返信
  • 午後10時:別のクライアントから「明日の朝一で別件の見積もりを」とメール
  • 午前1時:ようやく入稿完了
  • 午前2時:帰宅

これが月に数回あります。慣れます。でも最初はきついです。

残業が多い時期・少ない時期

代理店の残業は波があります。

繁忙期は新商品発売前・季節キャンペーン前・年度末などです。この時期は月80〜100時間の残業も珍しくありません。

閑散期は比較的ゆっくりです。定時で帰れる日も出てきます。「常に残業100時間」ではなく、波があると理解しておくことが大切です。

残業を減らすコツ

7年間で学んだ残業を減らすための工夫です。

クライアントへの確認タイミングを早める、修正の回数を事前に合意しておく、社内の制作部門との関係を良好に保つ。これだけで残業は3割くらい減ります。

それでも代理店を選ぶ理由

残業が多くても代理店を選ぶ人がいる理由があります。仕事のスケールが大きい、様々な業界のビジネスに関われる、マーケティングの最前線で働ける。これらのメリットは他の職場ではなかなか得られません。

向いている人には最高の環境です。まず転職エージェントに相談して、自分に合う代理店を探すことをおすすめします。

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