「広告代理店に向いているのはどんな人ですか?」
採用面接でよく聞かれるこの質問。面接官が答える「向いている人」は、ほぼ全員が優等生的な回答をします。でも現場で7年働いた私が見てきた「本当に向いている人・いない人」は少し違います。
広告代理店に本当に向いている人
1. 修羅場を楽しめる人
入稿前日の深夜、クライアントから「やっぱりコンセプトを変えたい」と連絡が来る。そんな状況でも「よし、やってやろう」と思える人は代理店向きです。逆に「なぜこんな目に」と思う人は消耗します。
2. 人の話を聞くのが好きな人
広告営業の仕事の8割はヒアリングです。クライアントが何に困っているか、何を達成したいのかを引き出す力が最も重要です。しゃべりが上手い人より、聞き上手な人の方が向いています。
3. 数字とクリエイティブ両方に興味がある人
広告の効果を数字で管理しながら、クリエイティブの良し悪しも判断できる人は重宝されます。どちらか一方しか興味がない人は専門職向きかもしれません。
広告代理店に向いていない人
1. 自分のペースで仕事をしたい人
クライアントのスケジュールに合わせることが基本です。自分のペースや計画通りに仕事を進めたい人にはストレスになります。
2. 白黒はっきりさせたい人
広告の効果は必ずしも数字だけで測れません。「なんとなくブランドイメージが上がった」という曖昧な成果も受け入れる必要があります。
3. 一つのことを深く極めたい人
代理店の仕事は幅広さが武器です。一つの専門性を深く極めたい人は、事業会社のマーケティング職や専門エージェンシーの方が向いています。
転職前に確認すること
向いているかどうかより大切なのは「その会社の文化に合うか」です。同じ広告代理店でも会社によって働き方は全く違います。転職エージェントを通じて、実際の職場環境をリサーチすることを強くおすすめします。