夏の暑い時期には冷却グッズが欠かせませんよね。
毎年色々なアイテムが発売されますが、最近話題になっているのがネッククーラー。
扇風機とは違い本体が冷たくなることで、体を直接冷やして涼しくさせるのが大きなメリットです。
ただ、ネッククーラーは効果ない?という疑問の声も聞かれます。
今回は、ネッククーラーが本当に効果ないのかを調べてまとめました。
結論から言うと、ネッククーラーは電動やPCM素材などタイプが色々あり、どんな場所で使うか、どんなものを選ぶかによって効果が変わってきます。
ネッククーラーを使うのに適した環境はこちら。
- 炎天下を避ける
- 直射日光を避ける
- 長時間使わない
ネッククーラーの種類ごとの、効果ないと感じる理由と解消法はこちら。
- 電動タイプ…熱を持つ→時々本体を休める
- PCM素材タイプ…冷たさを感じにくい→じんわり適度な冷たさの商品であることを理解する
- 保冷剤タイプ…効果が長く続かない→保冷剤が溶けるまでの短時間の場面で使用する
それぞれ詳しく説明していきますね。
また、ネッククーラーがニトリ・無印・ワークマンなどで買えるのかもあわせてご紹介します。
ネッククーラーは効果ない?
ネッククーラーは効果ない?と言われていますが、
- 使用環境で変わる
- ネッククーラーの種類で変わる
ということが分かっています。
順番に説明するので、参考にしてみてください。
使用環境で変わる
ネッククーラーの効果は、使用環境で変わります。
使用に適した環境はこちら。
- 炎天下に長時間居続けるのを避け、効果を感じないくらいに体に熱がこもってしまったら適温の場所でクールダウンする
- 直射日光を避けて使う
- 使用時間に注意する
そもそもネッククーラーとは、首にある太い血管を冷やすことで体の温度を下げ、クールダウンさせるのが目的のアイテムです。
首に接する面はもちろん冷たいですが、エアコンの効いた部屋や扇風機の風のような体に広く直接的な涼しさをもたらす用途とは少し異なります。
真夏の炎天下に居続けると、体温調節もその分難しくなりますよね。
長時間の炎天下では、いくらネッククーラーの性能がよいものでも効果を感じにくくなってしまいます。
直射日光にガンガン当たるような環境も、効果ないと感じるようです。
さらに、長時間使い続けるとネッククーラーの冷却効果が弱まったり、電動のものはバッテリーが熱を持ってしまったりということも。
以上ネッククーラーが効果ない?と言われるポイントを挙げました。
解消法はのちほどご紹介します。
ネッククーラーの種類で変わる
ネッククーラーにはいくつか種類があり、それぞれに適した使い方をしないと効果ないと感じるようです。
種類ごとにご紹介します。
- 電動タイプ
- PCM素材タイプ
- 保冷剤タイプ
電動タイプ
引用元:サンコー公式HP
電動タイプのネッククーラーは、時々本体を休ませることで「効果ない?」を解消できます。
電動タイプはペルチェ素子と呼ばれる半導体を搭載していて、電気の力によってプレートの表面を冷やし続けてくれるのが特徴。
このプレート部分を首に直接あてることで、首を冷やして涼しく感じさせてくれます。
冷やして使うタイプに比べて持続性があり、均一な冷たさを長く感じられるアイテムと言えますね。
ただしこのプレートは、片側が冷える代わりに、首に触れていない裏面が熱を持つ特性があります。
長時間使うとこの熱が本体にこもるだけでなく、バッテリー自体も熱を持ってしまうことに注意。
電動タイプを効果ないと感じる方は、本体を適度に本体を休ませながら使ってください。
PCM素材タイプ
ネッククーラーにはPCM素材タイプのものがあり、適度な冷たさが得られます。
こちらのPCM素材タイプはキンキンに冷えるというよりはじんわり冷たく感じる温度とのこと。
保冷材のような冷たさを求めると、効果ないと感じてしまうかもしれません。
このタイプは冷やして使うのですが、保冷剤タイプとは違い28℃など室温程度で冷える素材を使っているのが特徴。
冷蔵庫がなくても、外出先で水につけるなどして冷やすことができます。
また、20~30分程度で凍るのも特徴です。
再凍結の際にも、短時間で使えるようになるのが嬉しいポイントですね。
じんわり首元を冷やし続けて体温調節するという目的で使ってみてください。
持ち運びも扱い方も手軽で、安価に手に入るので持っていて損はないアイテムですよ。
保冷剤タイプ
ネッククーラーには短時間の使用に向いた保冷剤タイプのものがあります。
保冷剤を首に巻きやすい形状にしてあり、布製のカバーに入れるなどして使います。
保冷剤が溶けると効果が弱まるため、長時間使いたい人にとっては効果ないと感じるかもしれません。
氷を首に直接つけているような使い方なので、体感温度としては一番冷たく感じるアイテムではないでしょうか。
体を冷やす即効性は抜群ですね。
短時間でいいから冷たさを強く感じながら使いたい、という人には効果がありますね。
ネッククーラーはニトリ・無印・ワークマンで買える?
ネッククーラーはニトリ・無印・ワークマンなどで買えるか調べました。
電動・PCM素材・保冷剤タイプが売られているかを、お店ごとに紹介します。
ニトリ
ニトリにはすべてのタイプのネッククーラーの取り扱いがありました。
ただし電動タイプはハンディファンと一体型で、手で持って使うようになっています。
- 電動タイプ…あり(ハンディファンと一体型)
- PCM素材タイプ…あり
- 保冷剤タイプ…あり
無印
無印にはPCM素材タイプの取り扱いがありました。
保冷剤タイプは、保冷剤を入れるスカーフの販売があり、そちらに手持ちの保冷剤を入れて使うようです。
- 電動タイプ…なし
- PCM素材タイプ…あり
- 保冷剤タイプ…保冷剤を入れられるスカーフのみ取り扱い
ワークマン
ワークマンでは、PCM素材タイプを買えるようです。
残念ながら、他の種類のネッククーラーは取り扱いがありませんでした。
- 電動タイプ…なし
- PCM素材タイプ…あり
- 保冷剤タイプ…なし
ドンキ
ドン・キホーテにはすべてのタイプのネッククーラーが販売されているようです。
ドンキなら種類も色々揃っており、安価に手に入るのが嬉しいですね。
- 電動タイプ…あり
- PCM素材タイプ…あり
- 保冷剤タイプ…あり
ホームセンター
カインズやコーナン、DCMなどの複数のホームセンターでも、3種類のネッククーラーを購入することができます。
通販も行っているので、近くに店舗がなくても便利に買うことができますよ。
- 電動タイプ…あり
- PCM素材タイプ…あり
- 保冷剤タイプ…あり
【おわりに】ネッククーラーは効果ない?ニトリ・無印・ワークマンで買える?まとめ
ネッククーラーは効果ない?ニトリ・無印・ワークマンで買える?という疑問について調査しました。
ネッククーラーを使う時には以下の使用環境に注意しましょう。
- 炎天下を避ける
- 直射日光を避ける
- 長時間使わない
また、ネッククーラーの種類によっても、使い方により効果ないと感じるようです。
特徴と解決ポイントをまとめました。
電動タイプ | PCM素材タイプ | 保冷剤タイプ | |
---|---|---|---|
特徴 | ・電気の力で冷却プレートを冷やす ・安定した冷たさが長く続く | ・流水でも凍る ・外出先でも再凍結可能 | ・保冷剤をカバーに入れて使う ・冷たさを強く感じる |
効果的な使い方 | 熱を放つために時々本体を休める | 水で冷やす | 短時間の使用が適している |
最後に、ネッククーラーを購入できるお店は以下です。
店舗 | 電動タイプ | PCM素材タイプ | 保冷剤タイプ |
---|---|---|---|
ニトリ | △ (ハンディファンと一体型) | 〇 | 〇 |
無印 | × | 〇 | △ (保冷剤ポケット付スカーフのみ販売) |
ワークマン | × | 〇 | × |
ドンキ | 〇 | 〇 | 〇 |
ホームセンター | 〇 | 〇 | 〇 |
近年猛暑と言われる日も多くなっていますが、そんな夏でも体調に気をつけながらレジャーを楽しみたいですね。
ネッククーラーを上手に使いながら、熱中症に注意して楽しい夏を過ごしましょう。
「ネッククーラーが効果ないかも?」と感じた方は、ぜひ記事を参考にしてみてくださいね。
他に暑い夏を乗り切るグッズとして、羽なし扇風機やサーキュレーターなどについても解説しています。
>>羽なし扇風機が涼しくないのは嘘?メリット・デメリットについてご紹介
>>サーキュレーターから異音がする!キュルキュル・カタカタの原因と直し方は?
便利なグッズを駆使して、暑さに負けないよう元気に夏をお過ごしください。