現場のリアル

広告代理店で働いて後悔したこと。7年間の本音

「広告代理店に転職して後悔していませんか?」

こう聞かれたら、正直に答えます。後悔した部分もあります。でも、やってよかったとも思っています。

この記事では、大手総合広告代理店で7年間営業として働いた筆者が、後悔したことを包み隠さずお伝えします。転職を考えている方の参考になれば幸いです。

後悔したこと①:プライベートの時間が思ったより少なかった

入社前から「代理店は忙しい」とわかっていたつもりでした。でも実際に働いてみると、想像以上でした。

特に繁忙期は、平日に友人と食事をする余裕がありません。週末も「月曜の朝イチで提案がある」という理由で休日出勤や自宅作業が発生することがありました。

20代の貴重な時間を仕事に費やしたことは、今でも複雑な気持ちがあります。

「仕事とプライベートのバランスを大切にしたい」という人には、代理店はきつい環境かもしれません。

後悔したこと②:ノウハウが自分の資産にならない

代理店の仕事は、あくまでクライアントのビジネスを支援することです。

どれだけ優れた広告キャンペーンを作っても、その成果はクライアントのものです。「自分のビジネスを育てている」という感覚が薄く、虚しさを感じる瞬間がありました。

また、担当クライアントが変わるたびに、積み上げてきた関係や知識がリセットされる感覚もありました。

後悔したこと③:数字に追われ続けるプレッシャー

毎月の予算達成、CPAの改善、新規受注……常に数字のプレッシャーがありました。

「先月より数字が悪い」というだけで、クライアントから厳しい言葉をかけられることもあります。広告の効果は外部要因にも左右されるため、自分のせいではないこともあるのですが、それでも矢面に立たされます。

このプレッシャーに慣れるまでに、2〜3年かかりました。

後悔したこと④:スキルの偏りが生まれた

代理店の営業は、広告運用の「提案」と「管理」が中心です。実際に手を動かして広告を運用するのは、運用担当者の仕事です。

7年間働いて気づいたのは、「広告の提案はできるけど、自分で運用するスキルが弱い」ということでした。

転職市場では「運用経験」が評価されやすいため、もっと早い段階で運用スキルを身につけておけばよかったと後悔しています。

それでも代理店で働いてよかったこと

後悔ばかり書きましたが、働いてよかったこともたくさんあります。

幅広いビジネス知識が身についた
様々な業界のクライアントと仕事をしたことで、ビジネスの幅広い知識と視点が身につきました。これは代理店でしか得られない経験です。

プレゼン・提案スキルが上がった
毎週のように提案資料を作り、クライアントの前でプレゼンする経験は、確実にスキルを高めてくれました。

タフになった
理不尽なクライアント対応、深夜の修正作業、予算未達のプレッシャー……これらを乗り越えたことで、メンタルが強くなりました。

まとめ:後悔も含めて「いい経験だった」

広告代理店での7年間を振り返ると、後悔した部分もありますが、総じて「やってよかった」と思っています。

ただし、入社前に現場のリアルを知っておけば、もっとうまく立ち回れたと思う部分もあります。

これから代理店への転職を考えている方は、「きれいな部分」だけでなく「きつい部分」も理解した上で判断することをおすすめします。

転職エージェントに相談すれば、現場のリアルな情報を事前に聞くことができます。ぜひ活用してみてください。

転職エージェント選びに迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。

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